お越しいただきありがとうございます。
スカイハイプロダクション 高橋でございます。
さぶい・・・
完全に冬本番ですね~。
まぁ、年の瀬ですから寒くて当たり前なんですが…
年の瀬は何かとイベントが立て込むものでして、弊社もテンヤワンヤの忙しさを満喫しております。
そんな繁忙期に事もあろうが、わたくし高橋は疲れがピークに達してダウンしてしまいました。
もう休養をとらせてもらって”ほぼ”回復したのですが、自分の体力のなさには心底情けなくなりました。
みなさまもしっかりと防寒して体調を崩されないよう、お気をつけください。
さて、今回はそんな繁忙期とダウンが重なってしまってかなり時間が経ってしまったのですが、
11/27に当地、木更津の真船にある『Bar Come On』で催された、
『シンガーソングライターの松本佳奈さんの弾き語りライブ』
ついて書きたいと思います。
まず、Bar Come Onのマスター猪鼻氏のメールが事の起こり。
『松本佳奈ちゃんという子が弾き語りライブするから来てみてね~。
佳奈ちゃんの曲、YouTubeでも観られるからどうぞ~。』
という、いつもながらのほほ~んとしたお誘いだった。
すでに繁忙期の最中だったわたしがそのYouTubeのムービーを観たのは、
ライブほんの何日か前の事だった。
聴いてみてわたしは胸がざわついた・・・。
自分にとって大事な音楽に出逢ったとき特有のあれだ・・・。
楽曲も然る事ながら、わたしが圧倒されたのは彼女の”声”だった。
ミニー・リパートンのような特異稀な高音というわけではない。
オペラ歌手のようなふくよかで伸びのある、というわけでもない。
何と言うか”身体の芯に伝わってくる”そんな感じの歌声。
あえて言えば、ノラ・ジョーンズのようなカジュアルだけれども、ずっと聴いていたくなる、
そんな歌声だ。
わたしは早速参加する旨を猪鼻氏にメールを送った。
当日は大体20人くらいのお客さんが来ていて、お店も満席。
お店自体そんなに広いお店ではないので、マイクでなくとも聴けるくらい。
(最も近いのがわたしの撮影場所)
とてもアットホームな雰囲気で弾き語りライブは始まった。
個人的にはStringsの次に好きです!
まさにウェルメード感たっぷりポップス!
シカゴ『サタデイ・イン・ザ・パーク』にも通ずる爽やかな情景が連想される。
”キラキラ、フィラメント~”グっとくるフレーズだ。
因みにコーラスは南青山CAFE & BAR Lunarの飯島健さん!
根拠はないが、今現在の彼女の心境を最も表現している曲かもしれないと感じる。
歌詞のみ読んでみると結構毒づいて感じるが、彼女の雰囲気や声、そしてピアノの音色、それらとともに
聴こえてくると不思議とアッケラカンとして感じる。
その”親しみやすさ”と”毒っ気”のコントラストがとてもチャーミングだ。
地面を撥ねる雨粒のような軽やかなスタッカートのメロディーがとても心地よい。
そしてなかなか興味深い歌詞。
彼女自身の心象風景が雨なのか、はたまた”あなた”のそれなのか…。
やはり”雨”というものは表現者を突き動かす”何か”を持っている。
他にも魅力的な曲を披露されていたのだが、わたしの愛機EOS 5D MarkⅡのバッテリー切れになってしまった。
彼女独特のちょっと毒っ気のある楽しいMCがまたライブにスパイスをきかせている。
更に、お客さんとのコール&レスポンスもあり終始一体感のある温かいライブだった。
今後とも是非とも定期的にライブをやってもらいたい。
そしてまた聴きたい・・・。