当サイトにお越し頂き、誠にありがとうございます。
代表の高橋でございます。
今回は、今年より弊社が掲げている
『クリエイティブコンサルタントカンパニー』
についてご説明させていただこうと思います。
そんなに難しい事ではございません。
コンサルティング会社、はみなさまもお聞きになったことはあるかと思います。
大手では、アクセンチュア、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループなどなど得意分野もいろいろ、多数存在します。
その業務内容はとてもざっくり言いますと、企業が何か事業を始める際の相談役、です。
事業のビジネスモデルの精査をしたり、より強靭なものにしたり、オペレーションの構築をしたり、何でもござれです。
(もちろんその料金もごっついです…)
最近、このコンサルが広告代理店やデザイン事務所などの買収を行っているようです。(逆も)
製品・サービス、開発早く 「デザイン+コンサル」融合
2016/2/23 0:35日本経済新聞 電子版
『デロイト、カンヌ8冠の制作会社買収:止まらないコンサルの広告業拡大』
DIGIDAY 2016/3/1 吉田 拓史
データを押さえた者が、経営コンサルティングの領域でも勝者になれる
電通 執行役員 大山俊哉氏 インタビュー
日経デジタルマーケティング 2016年4月20日 水曜日 中村 勇介
まぁ、何と言うかホットなわけです。
マッキンゼーは、もともとプレゼン資料を作る部隊がインド(だったと思います)に24時間体制であったりしたのですが、
そういうことではないのでしょうね。
これらには関係ないのかもしれませんが、googleはヴィジュアルが人に生理的に(ロジックではなく)与える影響を研究しているそうです。
どちらの業界に居たとしても自然な流れだなぁ、と感じるのですが、ここまでホットになるとドキドキしてしまいますね。
何が自然か?
我々のような会社はどのような流れでオーダーが来るかと言いますと、例えば
まず、誰かが会社を起業しようとする際、その会社のロゴが必要になるのでそのロゴ“だけ”オーダーが来ます。
そうすると我々は長時間に渡って『どんな会社なのか?』、『どういう印象をユーザーに与えたいのか?』などなどその会社の事を根掘り葉掘りヒアリングするわけです。
そのやりとりの中で、誠実に取り組めば取り組む程、経営者と同じ視座に立って思考するようになってきます。
で、ロゴだけでなく他のヴィジュアルもコントロールしたくなってきますし、露出の方法も提案したくなるわけです。
こうなってくると、われわれクリエイティブ側の人間は、クリエイティブのノウハウはあるのですが、ビジネスのノウハウや実績はないので、前述のコンサルティング会社のノウハウが欲しくなってくるわけです。
(想像で提案はできますが、説得力に欠けます)
それはコンサル側の人間も同じだと思います。
ヴィジュアルはとても雄弁なので、そのノウハウを持っているとユーザーとのコミュニケーションの手数が減り、スマートになります。
それがノウハウのひとつです。
これが自然な流れの所以です。
とはいえ、弊社にコンサルタントを引き抜いてくるわけではないです。(引き抜いてくるものアリですよね)
その視点も持ちながら根拠の無い印象論の提案ではなく、デザイン的な検証やロジックを丁寧に行い、クライアントが納得できる提案をしていこうと考えております。
更に、様々な媒体を網羅して効果的な宣伝も提案していく所存です。
媒体毎に担当が居て、バラバラのヴィジュアルになってしまっている事例をよく目にしますが、それはとても不幸なことです。
各媒体にかけた料金以上の効果が出るとしたらそれは幸せなことです。
本年度もお互いが幸せになるような仕事が多くできるように誠実に取り組んでいこうと心に決める4月の少し肌寒い夜です。