Hola!
お越しいただきありがとうございます。
スカイハイプロダクション高橋でございます。
もう短パンです。
毎月恒例、木更津市東太田『ラ・アンティグア』さんによるワインセレクションなのですが、
またもや5月分をアップできずに6月を迎えてしまいました…
メロウすぎて申し訳ありません…
6月は早め早めで進めていく所存であります。
ということで、5月のラインナップ!
今回は1000円〜3000円代のリーズナブルラインナップになっております。
週末の“ちょい贅沢”にはピッタリかと。
それでは1本目はこちら
バンブーロード’15 2500円(税別)
【造り手】 ステファーノ レニャーニ
【産地】 リグーリア イタリア
【セパージュ】 トレビアーノ、マルヴァジーア
田邊オーナーコメント
ワインを通じて繋がる縁といったものに彼ほどエモーションを感じている造り手はいないのでは?
リグーリアのステーファノ レニャーニからは、トレッビアーノ&マルヴァジーアというこの地域の伝統的なセパージュで造られるカジュアルワイン。
信用のおける農家から買い付けたブドウで造ったワインになります。
マルヴァジーアのアロマとトレッビアーノのとっつきやすさを持ち合わせ、スッキリと果実味を兼ね備えたワイン。
楽しいことにグラスに注いだ瞬間の香りと味わいのGap、瓶底に行くほどに色、味が変化していくのです。
桑田シェフコメント
香りから想像して飲むと良い意味で裏切られるオレンジワインです。
底に行くにつれて味の変化も楽しめるワインですので、お食事の中盤~メインまで幅広く合わせられると思います。
メインといっても牛などの赤身ではなく、豚肉のステーキやお魚のソテーに合わせていただきたい一本ですね!
私なら色んな野菜をてんこ盛りにしてチーズフォンデュやバーニャカウダで楽しみたいところです。
2本目はこちら
カーゼ ビアンコ’15 2600円(税別)
【造り手】 アルベルト アングイッソラ
【産地】 エミリア ロマーニャ
【セパージュ】 マルヴァジーア、モスカート、オルトゥルーゴ、ルーサンヌ
田邊オーナーコメント
兼業農家としてワイナリーを運営していたアルベルト、2012年に職を辞し、ワイン生産だけで生活していくと決意します。
当面、生産本数を増やすのと、伝統品種によるワインも造ってみたいと考え、近くにあった、後継者に恵まれずに栽培放棄されそうになっていた高樹齢の樹が植わる区画を借り、ワイン造りを始めます。
白品種はマルヴァジーア、モスカート、オルトゥルーゴ、ルーサンヌで樹齢40年以上にもなります。
品質の良いブドウがとれるのに放っておくのはもったいないという思いと、それ以上に高樹齢の樹を人が手をかけつつ維持すること自体が文化継承(の望みをつなぐこと)になるという思いがワイン造りへと突き動かしました。
白は全てを混醸、皮ごと醗酵。
カーゼビアンコと名づけました。
高橋様も試飲したとおり抜栓後の舌先に感じる発泡感はエミリアのワインならでは。
果実味と綺麗な酸が心地よく、なおかつ葡萄のボリュームも感じるスーパーな仕上がりです。
桑田シェフコメント
程よい酸もあるボリューミーなワイン。
お食事の中盤あたりに合わせられると思います。
バターを効かせたフリッタータや白身魚のムニエルと合わせて飲みたいですね!
3本目はこちら
アナトリーノ’15 2700円(税別)
【造り手】 カルロ タンガネッリ
【産地】 トスカーナ
【セパージュ】 トレビアーノ
田邊オーナーコメント
タンガネッリ家はアレッツォ県のカスティリオン フィオレンティーノという土地でずっと前からブドウを栽培してきました。
ブドウ以外ではオリーブやトマトも造っていますが、全部有機栽培です。
このワインの銘柄に関するエピソードがあります。
カルロには子供が二人いるのですが、上の子が4歳ぐらいの時に造っていたワインの香りをかがせたことがあったんです。そしたら彼女は顔をしかめて
「アナトラーゾみたいな香りがする」
と言いました。
アナトラーゾとはアヒルが水浴びをするような場所で、あまりいい匂いがするところではありません。
(まあ、醸造中のワインだったからそういう香りがしたのかもしれませんが。)
果実味とミネラルの旨みのバランスもよく、アルコール度数が13.5あるのにすいすいと飲めてしまう飲み心地の良さが◎
オレンジワイン初心者に試して頂きたい1本です。
桑田シェフコメント
オレンジワインの入り口としてお薦めしたい一本です。
飲み口が良く、お食事を邪魔しないどころかミネラリーなところがお料理と相まって箸が進んでしまうようなワインです。
旬を迎える鮎をコンフィにして、頭から内臓、骨まで丸ごといただきながら飲みたいワインですね!
2 thoughts on “『La antigua』Wine Selection / Mayo”